この年末年始は夫婦両方の実家に帰省しました。妻の実家は私たちの家から距離的に近く、よく遊びに行くので、息子にとっての祖父母以外に従兄弟たちにも会っていましたが、私の実家にはなかなか行けず、行っても皆が揃うわけではなかったので、今回、2人の叔父たちとの初対面となりました。
この記事ではこの年末年始の動きと4ヶ月経過しての息子の成長、変化について見てみます。
クリスマスで揉まれる
まずは去年のクリスマス。息子にとって初めてのクリスマスでした。妻の実家でクリスマス会があるとのことで12月24日に遊びに行きました。
祖母サンタからは犬のおもちゃ、叔母サンタからはキリンのソフィーをもらいました。
犬のおもちゃは乾電池を入れると動くおもちゃで、口としっぽと手足がが動いて、プラス鳴きます。
キリンのソフィーはゴムでできたキリンの人形で、甘い香りがし押すとキューキュー鳴きます。妻によると、乳歯が生えてくる際の歯ぐきがむず痒くなる時期に活躍するおもちゃとのことでした。
従兄弟たち2人は最初、サンタさん(日中、突然玄関にプレゼントを置いていくスタイルでした)や私たちサンタからのプレゼントに夢中でしたが、息子の犬のおもちゃにも反応し、いじり出しました。
その後も、従兄弟2人にかまってもらいながら過ごしました。
もちろん翌朝はサンタさんがメリーを持ってきてくれました(ベビーベッド脇に置いていくスタイルです)。
もともと家には従兄弟お下がりのメリーがありましたが故障により回らなくなってしまい、息子にとって回るメリーは周囲が認識できるようになってからは未体験でした。
そんな初めての回るメリーに息子は興奮していました。じっと目で追っていました。
年末年始で揉まれる
12月30日から1月2日は、私の実家に帰りました。息子にとって私の実家はお食い初め以来で、2回目です。お食い初めのときは基本的には私が抱っこしていて、祖父母に抱っこしてもらう時間は少なかったので、今回、祖父母とも長い時間抱っこしてもらったり、ミルクを飲ませてもらったりすることができました。
また、ほとんど寝てはいたものの、初詣に行ったり、公園に散歩に行ったりしていて、東京より寒い空気や雪のある景色を体験することもできました。
風呂も、田舎の家なので当然、今の家より広く、いつもと違う環境での入浴を体験できました。
1月1日には叔母夫婦が帰省し、こちらは初対面、抱っこをたくさんしてもらいました。
最終日1月2日にはギリギリ間に合わせてくれたもう1人の叔父とも初対面、到着早々にミルクを飲ませてもらい、東京に戻るギリギリまで抱っこしてもらって過ごしました。
実家にいる間、親戚たちにかまってもらい、いつもより寝ずに過ごしていたので、だいぶ疲れが溜まっている様子ではありましたが、この辺りから息子の表情に変化が現れているのを感じていました。
妻の実家でさらに揉まれる
東京に戻り、1月3日は妻の実家へ年始挨拶、また一緒に不動尊参拝に行きました。このときはほとんど寝ていて、私に抱っこされてはいたものの、妻の実家で再び、従兄弟たちと遊び揉まれています。
年末年始を経ての変化、成長
これら年末年始の新たな出会いや経験、親戚たちとの交流を通し、以下のような変化、成長が見られるようになりました。
瞬間的に、そして誰に対しても笑顔になる
これがこの年末年始を経ての一番の驚きでした。これまでも笑顔は見せてくれていました。妻や私が近づき声を掛けたり、抱っこして動きを与えたり、くすぐったりといったときです。
クリスマス以降は、他の親戚たちに抱っこしてもらったり、動きを与えてもらったりした際にも時折笑顔が見られるようになっていました。
ですが年末年始を経て、その笑顔が、より簡単に見せてもらえるようになりました。
妻や私の顔を見るだけで笑顔になるのです。笑わせる必要がありません。顔を見た瞬間に笑顔になってくれます。
これはとてもうれしい変化、成長でした。
しかし、笑顔の変化はそれで終わりませんでした。さらなる驚きには、1月5日に家族3人で今の家の地元の神社に初詣に行ったときに出会いました。
そのとき、私たちは初詣の列に並んでいました。10分くらいは待っていたかと思います。
息子は、手水舎で一緒に手と口を清めた後、せっかくだからお参りも一緒にしようと抱っこ紐から外し抱っこして並んでいました。
息子は初めての場所に興味津々な様子で、抱っこ紐からも解放されているので、キョロキョロと周りを見渡していました。
ふと、隣に並ぶ壮年のご夫婦から「かわいいね」と言ってもらいました。
その声が聞こえたのか、息子がそのご夫婦の方を向こうとしているように目の端で映ったので、息子の顔を見てみました。すると、ちょうどそのご婦人と目を合わせる所で、目が合った瞬間にニコッと笑顔になったのです。
これには本当に驚きました。年末年始で揉まれたことで、ここまで表情豊かになるのかと。
大きくハリのある声を発するようになる
そして、声にも大きさとハリが出るようになりました。3ヶ月目を越えた頃から「あー」とか「うー」とかといった声でおしゃべりするようになり、日増しにその時間も長くなってきていました。
この年末年始を経て、その声が大きくしっかりと出せるようになりました。
さらには一緒に遊んでいるときに笑うときには笑い声まで出せるようになりました。
しかし一番驚いたのは年始に東京に戻ってきて、息子が一人、メリーを見つめ、周りに置かれたおもちゃで遊んでいるときに出した声でした。
よく通る大きなハリのある声で、「あぅー」といった「あ」と「う」の中間のような声を出したのです。
最初、誰の声か全然分からず、妻と顔を見合わせました。そして、息子の声だと分かり息子の方を見てみると、さらに声を出し続けていました。
声の出し方のコツを掴んで楽しんでいるようにも見えました。
その後は一緒に遊んでいるとき、一緒に入浴しているとき、機嫌が良さそうなときに、その声が聞けるようになっています。
手足バタバタが盛んで寝返りまでもう一歩
手足の動きも盛んになってきました。これまでも足にピンと力が入ることはありました。抱っこのときだったり、両手で支えながら立たせているときだったり…。
でも、一人で仰向けに寝ているときは動きはするもののゆっくりとしたものでした。
それが今回の年末年始を経て、仰向けに寝せると手足をバタバタするようになりました。
さらに妻や私が近づくと、勢いよく全身を動かします。まるで抱っこしてと意思表示しているかのようです。
ベッドを蹴って、体が少し回転するようにもなってきたので、寝返りを打てるようになるのももう少しと思われます。これを受け、ベビーベッドに寝かせる際は柵を上まで完全に閉めるようにしました。
年末年始ずっと抱っこでかなり甘えたがりに
最後の変化は困った変化でしたが、今回の年末年始の9連休、普段あまり接することができない分、ほとんどの時間を私の抱っこで過ごしており、そのせいか、置いて寝かせるだけで泣くようになってしまいました…。
最後に
今回の年末年始は、環境の変化による息子に対する変化、成長への影響の大きさを目の当たりにすることができました。
数年前、まだ結婚も子育ても全然関係なかった頃に、ある知り合いの教育者が「子供は育てるものでなく育つもの、大人は環境を整えて見守ることが大事」と教えてくれ強く印象に残っていますが、まさにその通りと実感しました。
今後、どんな環境を用意できるかは分かりませんが、一つでも多くの出会いの機会を提供し継続できるようにしたいと思います。
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