私は2015年12月末から2017年11月頭まで、台湾台北に駐在していました。
海外と言ったらグアムに2回行った経験くらいしかなかった私が海外に行って家探しから始め、少しずつ生活環境を整え、また公私ともに楽しめるようになるまでを紹介します。
きっかけは訪台1ヶ月前の出張から
急に決まった駐在でした。
2015年はちょうど勤務先の会社で海外進出を検討していました。それまでに海外進出の経験はなく、初の海外拠点展開としての検討です。まずは距離的に東京に近いアジアのどこかに出そうといくつかの国を検討し、実際に現地視察も行って、より具体的な検討をしようと、11月に台湾出張することが決まりました。
その際、社長と誰かの2人で行くことになりましたが、すべてが初めてのことなので当然社内に海外事業部のようなものはなく、たまたま社歴が長く、日本での営業経験があり、サービスの対する知識量も比較的多いという理由で私が選ばれました。私も海外進出には興味があり、まずは肌で感じてみたいとの思いもありましたので行くこと自体は問題なかったものの、社長も私も、英語、中国語が話せるわけではなかったので、現地でのコミュニケーションには不安を抱えながらの出張となりました。
羽田空港からエバー航空の飛行機に乗り、台北・松山空港へ。
今回の行程は2泊3日で現地の取引先候補や協力者をいくつか回るというものでした。せっかく行くのだから1つでも多くの方と会いたかった私たちは、タクシーで行き先を伝えるのにも一苦労する中、割と過密にスケジュール設定してしまいなかなか大変な3日間でした。
最後、日本へ帰国する際の台北・松山空港では、カレンダーに入れていた飛行機の出発予定時刻がおかしくなっていたことに気づかず、チェックインカウンターが閉まっていて、ギリギリどうにかお願いして乗せてもらうというトラブルまでありました。
それでもいろいろと収穫のあった出張となり、台湾への拠点展開を前向きに検討しようとの思いとともに帰国しました。
帰国後の品川駅ホームで駐在が決まる
羽田空港に到着し品川駅に向かう電車の中で。
社長「どうする?台湾、出しちゃおうか。」
私「そうですね、初めてでやってみないと分からない所もありますが、思い切ってみるのもいいかもしれませんね。」
社長「誰に行ってもらおうか…。」
私「そうですね、今回の出張もそうでしたが、いないですね…。」
社長「お前は?立ち上げのためとりあえず1年、その先はまだ分からないけどどうだ?」
私「私ですか…。」
電車は品川駅に到着しホームへ。
私「分かりました。行きます。」
こうして私の台湾行きが決まり、翌12月の28日には一人、スーツケース1つで台湾・桃園国際空港に立っておりました。
記事まとめ
台湾・台北でのサービスアパートメント暮らしと正式な家探し
台湾・台北で借りた新居での生活スタート
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